| 1986 |
3月 |
デビュー(3月1日)インターアビリティ
(阪神1R 3歳未勝利 ダ1800m 12着 7人気) |
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『あっと言わせる男』
こんな日がこんなにも早く来るとは思わなかった。
もちろん、彼より若い調教師もたくさんいるし、年齢に早いも遅いもないのだけれど、いざ騎乗が見られないとなると、寂しい気持ちで一杯になる。彼がデビューし、若い女性ファンが増え、翌年デビューした武豊騎手、そしてオグリキャップで競馬ブームは定着したと言っていい。その流れの一端を作った功績については、競馬ファンのみなさんならよくおわかりのはずだろう。
騎乗は、馬への当たりが柔らかく、『ソツのない』イメージがあったが、キョウエイキーマンで挑んだスプリンターズSでサクラバクシンオーには離されたものの、エイシンワシントンを直線で蹴落とし、ビコーペガサスとの差し比べで最後まで抵抗した場面(3着)、また連闘、おまけに格下の身でマイラーズCを勝ったメジロワースでの積極的な騎乗など、個人的には『攻める松永』、『あっと言わせる松永』の一面のほうが印象に残っている。
通算成績12416戦1400勝。そのひとつひとつの思い出を胸に今後は『松永幹夫厩舎』に大いに期待したい。 |
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初勝利(3月23日) ツルマイスワロー
(阪神7R 900万下 ダ1200m 2人気) |
| 8月 |
重賞初騎乗&初連対 函館記念(G3)
(8月17日・トウホーカムリ2着 4人気) |
| 1987 |
3月 |
武豊騎手デビュー |
| 4月 |
G1初騎乗 桜花賞 (4月12日・オカノアスティー 10着 11人気) |
| 1988 |
9月 |
重賞初制覇 函館3歳S(G3)(9月・サザンビーナス 3人気) |
| 5月 |
JRA通算100勝達成(5月1日 京都6R チェリーランド)
ダービー初騎乗(5月29日・ポートモガミ 21着23人気
勝ち馬サクラチヨノオー) |
| 12月 |
重賞初1番人気(12月11日・愛知杯・カツトクシン 1着) |
| 1989 |
6月 |
G1初連対(6月11日・フレッシュボイス 宝塚記念 阪神芝2200m
勝ち馬イナリワン 10人気2着) |
| 7月 |
新馬戦 ダイカツブランドで2着馬に2秒9差の大差勝ち
(7月8日・函館2Rダ1000m) |
| 8月 |
JRA通算200勝達成
(8月6日 函館9R 長万部特別・スーパーガリオン) |
| 12月 |
ワールドスーパージョッキーズシリーズ総合優勝(12月3日 阪神) |
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有馬記念初騎乗(12月24日・ミスターシクレノン 6人気・13着) |
| 1990 |
2月 |
連闘馬での重賞初制覇(2月25日 マイラーズC メジロワース
7番人気) |
| 1991 |
2月 |
JRA通算300勝達成(2月9日 京都6R・バンブールミエール) |
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| 5月 |
G1初制覇
(5月19日・東京11R オークス イソノルーブル 4番人気) |
イソノルーブル
父ラシアンルーブル/
母キテイテスコ
牝・栗東・清水久厩舎
計8戦中最後の4戦で騎乗。自身最初となるG1制覇を果たした馬。1番人気の桜花賞は落鉄したままでの発走、それでも5着と踏ん張り、リベンジをかけたオークスで20頭中20番枠の不利をはねのけ、見事に逃げ切った。 |
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| 1992 |
8月 |
JRA通算400勝達成(8月8日 函館2R マスミアンバー) |
| 1993 |
4月 |
シクレノンシェリフで皐月賞3着
(4月18日 中山芝2000m 4人気 皐月賞最高着順)
※シクレノンシェリフは新馬→毎日杯と連勝、3走目でのクラシック挑戦 |
| 12月 |
G1で初1番人気(12月5日 阪神 阪神3歳牝馬S
シスターソノ 11着 勝ち馬ヒシアマゾン) |
| 1994 |
3月 |
JRA通算500勝達成(3月20日 中京8R トキオアクティブ) |
| 4月 |
外国所属馬に初騎乗 京王杯SC
(4月23日 東京芝1400m ダーボン・UAE所属 12人気8着 ) |
| 12月 |
G1・スプリンターズSキョウエイキーマンで13人気3着(自身騎乗G1複勝の最高配当となる1220円)(12月18日・中山芝1200m) |
| 1995 |
4月 |
産経大阪杯で12人気1着
(4月2日・インターマイウェイ 自身単勝配当1位 14040円) |
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| 6月 |
JRA通算600勝達成
(6月3日 京都11R 阪急杯(G3) ボディーガード) |
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イブキインターハイで皐月賞・ダービー・菊花賞の三冠すべてに騎乗 |
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| 1996 |
3月 |
調教中に事故 片側の腎臓を摘出する大怪我 |
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| 9月下旬 |
復帰 |
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| 10月 |
秋華賞をファビラスラフインで制覇
(10月20日 京都芝2000m 5番人気) |
ファビラスラフイン
父ファビュラス ダンサー
母メルカル
牝・栗東・長浜厩舎
生涯7戦中最後の3戦で手綱を取った。人馬ともに休み明けと言える秋華賞で好位から抜け出し快勝。続くジャパンCでも牝馬ながら、シングスピールとハナ差競り合った熾烈な叩き合いはジャパンC史上名勝負と言われる。
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| 12月 |
キョウトシチーで東京大賞典制覇
(12月29日 大井ダ2000m 1番人気) |
| 1997 |
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自身初となるJRA年間100勝をマーク (最終勝利数 101勝) |
| 3月 |
JRA700勝達成(3月29日 阪神4R ジョーヴ) |
| 4月 |
桜花賞をキョウエイマーチで制覇
(4月6日・阪神芝1600m 1人気) |
キョウエイマーチ
父ダンシングブレーヴ
母インターシャルマン
牝・栗東・野村厩舎
28戦中13戦で手綱を取った。2番手からあっさり勝った桜花賞、大差勝ちのデビュー戦も圧巻だったが、前半3ハロン33秒2で飛ばしながら、タイキシャトルの2着に粘り切ったマイルCSもスピード能力を表す上では一番。 |
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ゼネラリストでオーストラリアTに騎乗 京都芝2000m
コースレコードをマーク(4月19日 京都11R 1.57.5) |
| 6月 |
メジロブライトで皐月賞・ダービー・菊花賞の三冠すべてに騎乗
ダービー初1番人気(3着 ダービー最高着順 6月1日) |
| 11月 |
菊花賞3着(2人気 菊花賞最高着順タイ 11月2日) |
| 1998 |
3月 |
ドバイワールドC遠征 キョウトシチー6着(9人気)(3月28日) |
| 4月 |
JRA通算800勝達成(4月5日 阪神3R トーホウアイリス) |
| 11月 |
エモシオンで皐月賞・ダービー・菊花賞の三冠すべてに騎乗
菊花賞ではセイウンスカイ、スペシャルウィークに次ぐ3着
(11/08 京都芝3000m 5人気 菊花賞最高着順タイ) |
| 1999 |
7月 |
JRA通算900勝達成(7月10日 函館5R エピグラフ) |
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| 2000 |
2月 |
3歳馬レギュラーメンバーに騎乗
新馬で2着馬に2秒9差の大差勝ち
(2月5日 京都ダ1800m・自身大差勝ちタイ) |
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| 4月 |
チアズグレイス
父サンデーサイレンス/
母チアズフラワー
牝・栗東・山内厩舎
デビューから引退まで11戦全て手綱を取った。この馬でのクライマックスは桜花賞。前走チューリップ賞で1番人気も太め残りで10着と大敗。猛稽古で馬体を減らし、完璧に仕上げたスタッフと完璧な騎乗が実を結んだ勝利。 |
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桜花賞をチアズグレイスで制覇
(4月9日・阪神芝1600m 6人気)
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| 5月 |
栗東Sでブロードアピールに騎乗 ダ1200mコースレコードをマーク
(5月14日 京都11R 1.09.2) |
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| 8月 |
JRA通算1000勝達成(8月26日 札幌5R スイートレディ) |
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| 10月 |
クロフネ
父フレンチデピュティ/
母ブルーアヴェニュー
牡・栗東・松田国厩舎
デビューから4戦騎乗。速い追い切りが少なかったデビュー戦で強烈に追い込んで2着。続く2戦目で京都3歳(当時)レコードをマーク、そしてエリカ賞でも阪神3歳レコード。このコンビで次元が違う走りを十分に見せた。 |
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3歳新馬戦でクロフネに騎乗、3歳京都芝2000mコースレコードをマーク
(10/28 京都2R 2.00.7)
続くエリカ賞でもクロフネで3歳阪神芝2000mコースレコードをマーク
(12/3 阪神9R 2.01.2)
サンエムエックスで京都芝2400mコースレコードをマーク
(10/15 比叡S 2.22.6) |
| 11月 |
ダービーGPをレギュラーメンバーで制覇
(11月3日・盛岡ダ2000m)G1 |
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ファレノプシス
父ブライアンズタイム/
母キャットクイル
牝・栗東・浜田厩舎
16戦中最後の2戦で手綱。ラストランとなるエ女王杯。フサイチエアデール、トゥザヴィクトリーに次ぐ3番人気。この2頭をマークして内でじっと我慢。直線で2頭を差し切る理想的なレース運び。引退に見事花を添えた。 |
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エリザベス女王杯をファレノプシスで制覇(11月12日・京都芝2200m 3人気)
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| 2001 |
1月 |
1日に勝利を記録した騎手が5人だけ
(1月6日・京都競馬場
松永騎手3勝、藤田騎手5勝、デムーロ騎手2勝、河内、小林徹
各1勝 ) |
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川崎記念をレギュラーメンバーで制覇
(1月26日 川崎ダ2100m 2.12.9 1人気) |
レギュラーメンバー
父コマンダーインチーフ
母シスターソノ
牡・栗東・山本厩舎
23戦中15戦で手綱。母にも騎乗していたが、母ではなしえなかったG1制覇を息子でやってのけた。3歳時のダービーGPでの大差勝ち、川崎レコードを出した川崎記念など折り合って逃げたときの強さは並ではなかった。 |
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| 3月 |
ドバイワールドC遠征 (3月24日 レギュラーメンバー 9着・11人気) |
| 5月 |
ビハインドザマスクに騎乗 京都芝1600m外回りで1.32.1で1着
コースレコードをマーク(5月13日 都大路S) |
| 6月 |
1回函館1・2日で23レースに騎乗 自身1節最多騎乗(6月15・16日) |
| 9月 |
JRA通算1100勝達成(9月8日 札幌1R トリッキーアイズ) |
| 10月 |
記念すべき第1回JBCクラシック(10月31日 大井ダ2000m
1人気)でレギュラーメンバーに騎乗 2番手追走から押し切る |
| 2002 |
6月 |
カネツフルーヴ
父パラダイスクリーク/母ロジータ
牡・栗東・山本厩舎
37戦中27戦に騎乗。ロジータの仔らしく砂の舞台で本領発揮。2番手から抜け出した帝王賞、先手を取って逃げ切った川崎記念はもちろん、9馬身差をつけて逃げ切ったオグリキャップ記念など中長距離で強さを見せつけた。 |
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カネツフルーヴとのコンビで帝王賞制覇(6月19日 大井ダ2000m 2.03.7 6人気) |
| 8月 |
1万回騎乗 (8月11日 札幌3R エクセレントパレス)
JRAでは9人目 |
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| 10月 |
メガスターダム
父ニホンピロウイナー/ 母フミノスキー
牡・栗東・山本厩舎
21戦中19戦で騎乗。ニホンピロウイナー産駒の異端児代表。三冠すべてこの馬とのコンビで出走したが、最高着順が3000mの菊花賞3着というから驚きというほかない。その後中京記念でようやく重賞制覇。勲章を手にした。(写真14番がメガスターダム) |
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メガスターダムで皐月賞・ダービー・菊花賞の三冠すべてに騎乗
菊花賞では3度目の3着 (10月20日 京都芝3000m 3人気
菊花賞最高着順タイ)
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| 2003 |
1月 |
カネツフルーヴとのコンビで川崎記念制覇
(1月29日 川崎ダ2100m 2.14.8 4人気) |
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2月 |
JRA通算1200勝(2月9日 京都6R 3歳新馬 パドカトル)
10321戦目 史上12人目、現役では6人目 |
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| 2004 |
7月 |
ラジオたんぱ賞をケイアイガードで制し、福島での重賞初制覇
(7月4日 芝1800m 1人気)
小倉を除くJRA9場での重賞制覇となった。 |
ケイアイガード
父デヒア
母アドベンチャーオン
牡・栗東・古川厩舎
3歳6月〜10月まで4戦に騎乗。白百合Sの勝利に続いて、ラジオたんぱ賞に出走。カンパニーを抑えて重賞制覇。騎手にとって福島での初重賞制覇となった。残す重賞未制覇場は小倉のみとなったのだが……。 |
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JRA通算1300勝(7月31日 函館1R 2歳未勝利 カシマフラワー)
11335戦目 史上12人目、現役では5人目 |
| 2005 |
7月 |
1万2000回騎乗 (7月16日 函館1R ダイシンウィル(4着))
史上8人目、現役では武豊騎手、柴田善臣騎手に次いで3人目
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10月
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ヘヴンリーロマンス
父サンデーサイレンス/ 母ファーストアクト
牝・栗東・山本厩舎
33戦中28戦に騎乗。この馬との名場面はなんと言っても昨年2005年の天皇賞(秋)。天覧競馬となった記念すべきレースで上がり32秒7の脚を繰り出し、ゼンノロブロイなど牡馬の強豪を見事蹴散らした。 |
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天皇賞・秋を制覇
(10月30日 芝2000m ヘヴンリーロマンス 14番人気) |
| 2006 |
2月 |
調教師免許試験に合格(2月16日) |
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騎手最終日メインレース 重賞 阪急杯をブルーショットガンで制す
(2月26日・11番人気) |
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最終勝利をJRA通算1400勝で飾る(阪神12R フィールドルージュ) |