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第17回 「フリーになる必要性」

 さっそく読ませてもらいましたよ。「サイドビジネスうんぬんを言う前に、まずフリーになれ」ですか(笑)。
 後藤さんが言いたいことの意味はよくわかりますし、当たってるところもありますね。おっしゃるとおり、僕は今のところフリーになる必要性を感じないんですよね。たしかに毎日、調教はあるけど、レースの日は調教に乗らなくても構わないようにしてもらっていますし、決して負担にはなってないんですよ。ましてや調教キライじゃないですもん。
 騎乗馬だって、自厩舎最優先ってこともないし、フリーになって逆に時間ができすぎても、その時間を有意義に使えるとも思えないんです。仮に明日からフリーになったとしても、急に何かが変わるとかといった新鮮さも感じない。

 ウチの先生は引退まであと2年半。僕はそれまで北橋厩舎所属でいたいし、それが恩を返せることのひとつだとも思っている。これは、デビューした時からずっとそう思っていたことなんです。オーナーさんにも頭を下げて、僕を乗せ続けてくれている先生に対し、自分の環境を変えたいとか、そんな理由でフリーになりたいなんて、軽い気持ちでは絶対に言えない。そんな利己的な考えはできないですね。先生が「フリーになれ」っていうならそうするでしょうが……。

 優等生ですか(笑)。そう感じる人がいることに否定はしないけど、僕はあんまり感情を表立って出さなかったり、ガツガツしていないように見えるから、そういうイメージが強いのかもしれないですね。でも、僕にも内に秘めたる闘志はあるし、貪欲な気持ちもありますよ。

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福永騎手写真


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