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朝日杯フューチュリティS
(12月9日/中山/芝1600m/G1/良/H)
1 アドマイヤドン 藤田伸二 (栗)松田博資 1人気
2 ヤマノブリザード 四位洋文 (美)藤沢和雄 2人気
3 スターエルドラード デムーロ (栗)森秀行 9人気

  各2歳重賞ウイナーが一同に会し、何が勝ってもおかしくない一戦。
 カフェボストニアン、ゲイリーファントムが逃げる展開を、中団の前から徐々に進出したアドマイヤドンが、追いすがる後続を千切り捨てG1制覇。2着はゲートの出が今ひとつ、中団の後からの追走で4角は大外を回らされたヤマノブリザード。
 このレースの前半3ハロンは34秒4。過去14年を遡って、これより速いラップは5回あったが、1頭を除いていずれも後にクラシック、G1を制した。
 ということは、アドマイヤドンもクラシックを制する可能性が非常に高い。1、2着馬は内外の差とも言えるが、印象としてはドンの完勝。まだ成長するドンとの差を詰めるのは厳しい。
 だが、ヤマノブリザードもロスなく、落ち着いたレース展開になれば楽しみで皐月賞向き。
ラジオたんぱ杯2歳S
(12月22日/阪神/芝2000m/G3/良/S)
1 メガスターダム 渡辺 (栗)山本
2 マチカネアカツキ ファロン (美)藤沢和
3 アドマイヤマックス 福永 (栗)橋田

 過去10年の勝ち馬から、5頭のクラシック馬を輩出している。未完成でも素質の高さで勝てなければ、三冠では闘えない。
 ウッドカッターの逃げをメガスターダム、マチカネアカツキが追走。4角で単独先頭に立ったメガがマチカネの追撃をハナ差抑えた。
 斬れる脚がない分、早目抜け出し策が見事にハマったメガ。力は認めるが、額面どおりに受け取れない。過去10年のこのレースの覇者は、1年おきにクラシック制覇している。ということは、メガは獲れないことになるが……。
シンザン記念
(1月14日/京都/芝1600m/G3/良/S)
1 タニノギムレット 武豊 (栗)松田国
2 チアズシュタルク 藤田 (栗)山内
3 オースミエルスト 秋山 (栗)安藤

 内のアイアムツヨシ、スターエルドラードが先手を奪い、おっつけながらタニノギムレットは先行4、5番手を追走。タニノを見るようにチアズシュタルク。直線で外からチアズが先頭に立つが、内のタニノが差し切った。
 タニノはマイルの勝ち方としては最高だった。だが、道中で気合いをつけながらの追走。これだと距離が延び、ペースが落ち着くときに不安が残る。チアズは姉同様、一瞬の斬れ味に欠けるところはあるが、長くいい脚を使えるところがセールスポイント。位置取り、展開の差でもあるし、春の伏兵的な存在だ。
若駒S
(1月19日/京都/芝2000m/OP/良/H)
1 モノポライザー 武豊 (栗)橋口
2 フィールドラッキー 河内 (栗)山内
3 マイネルアンブル 渡辺 (栗)中村均

 レースはトップジャンボが逃げ、モノポライザーは後方3番手を追走。馬順変わらず直線へ。外からモノポライザーがちょっと気合いをつけただけで抜け出し、G前は抑える余裕まで見せた。
 タイム、着差以上に強い勝ち方で、このメンバーでは何枚か違った。ただ、これまでの最多頭数は12頭。ゴチャついたレースで対応できるかがカギ。スケールも大きく、三冠も期待できる逸材。
きさらぎ賞
(2月10日/京都/芝1800m/G3/良/M)
1 メジロマイヤー 飯田 (栗)田島
2 アグネスソニック 横山典 (栗)森
3 カゼニフカレテ 四位 (栗)佐々晶

 この週の芝中距離戦は逃げ、先行馬の天下で、前に行けなければアウト。
 先行争いをすると見られたメガスターダムが出遅れ、メジロマイヤーはそれに驚き逃げられず、メンタルシャウトがハナを切る。直線入口で先頭に立ったマイヤーがそのまま後続の追撃を凌ぎ切る。
 マイヤーは斬れる脚はないが、長くいい脚を使える。鞍上が熟知してそれを生かす騎乗をしている。小回りの中山向きでもあり、皐月賞は楽しみ。父でなく母の父サッカーボーイに似ているから、距離はソコソコ保つ。
すみれS
(2月24日/阪神/芝2200m/OP/良/S)
1 サスガ ペリエ (美)藤沢和
2 オモシロイ 後藤 (栗)音無
3 タケハナオペラ 石橋 (栗)松永善

 過去の勝ち馬でクラシック馬はフサイチコンコルドだけだが、春のクラシックを賑わす馬が名を連ねている。
 サスガは決め手勝負だが、中団を追走できればOP特別を勝っても何ら不思議でない。決め手を活かすなら東京だろう。オモシロイはいろんなレースをされたが、差しが向いている。だが、“アサキチ”タイプ。モノポールは勝ちにいったが、ここで勝ち負けできないと辛い。期待はタケハナオペラ。サッカーボーイ産駒で道悪をこなせるのは相当の能力がある。
ジュニアC
(1月7日/東京/芝1600m/OP/良/M)
1 サンヴァレー 田中剛 (栗)岩元
2 サードニックス 後藤 (美)高橋裕
3 ロイヤルマイル 蛯名 (美)松山

 距離短縮でクラシックに直結しなくなったジュニアC。過去の栄光で注目されるのも悲しい限り。
 レースは前半3ハロン35秒4、後半3ハロン35秒9の平均ペースで逃げたサンヴァレーが後続の追撃を退けた。2着は中団から伸びたサードニックス。
 パドックからチャカついているサンヴァレー。距離は短いほうがいいだろうが、とにかく気分よく逃げられれば、バテそうでいながら二枚腰を使う。有力馬が牽制し合えば、展開利で好成績を挙げる可能性もある。
京成杯
(1月13日/東京/芝2000m/G3/良/M)
1 ヤマニンセラフィム 蛯名 (栗)浅見
1 ローマンエンパイア 武幸 (栗)古川
3 ブリガドーン 木幡 (美)小西

 無傷の2連勝馬が激突。
 サンデーサンサンが先手を奪い、ヤマニンセラフィムは内々の4、5番手、ローマンエンパイアは後方4番手を追走。ポッカリ開いた内からヤマニン、大外からローマンが伸び、鼻面揃えてゴール。同着となり、無傷の3連勝馬が2頭誕生した。
 馬群の中で落ち着けたヤマニン。収穫はあった。小回りの中山でも対応できそうで、皐月賞向き。対するローマンは3角入口で鞍上の手が動くほど。4コーナーでは大外を回った分の同着とみる。これは春は楽しめる。面白いのはブリガドーン。直線で前が窮屈になるも、牝馬で牡馬相手に好走したのは立派。
共同通信杯
(2月3日/東京/芝1800m/G3/稍重/S)
1 チアズシュタルク 藤田 (栗)山内
2 サンヴァレー 田中剛 (栗)岩元
3 セイコーアカデミー 石崎 (美)鈴木康

 過去13頭のこのレースの覇者のうち、7頭がG1馬となる出世レース。だいたい重賞ウィナーが出走してくるが、今年は1頭もいなかったところが気になる。
 サンヴァレーが逃げると思い、他馬は抑える。前半3ハロン36秒8で逃げ、4角では7馬身ぐらいの差をつける。チアズシュタルクは先行馬の後5、6番手を追走。後続馬になし崩しに脚を使わせたサンヴァレーが逃げ込みを図るが、他馬が止まって見えるほどの脚を使ったチアズが差し切る。
 チアズは力の違いを見せつけた。今後に期待が持てる。サンヴァレーはマイペースならこれだけ走れる。セイコーアカデミーも中距離では安定勢力。東京向き。サスガはさすがに後ろ過ぎ。良馬場、位置取り等で見直したい。
弥生賞
(3月3日/中山/芝2000m/G2/良/S)
1 バランスオブゲーム 田中勝 (美)宗像
2 ローマンエンパイア 武幸 (栗)古川
3 タイガーカフェ デムーロ (美)小島

 過去の勝ち馬16頭中6頭がクラシック馬となる弥生賞。トライアルだけでなく重要な一戦。
 逃げると見られたトニーディアマンテの出が悪く、押し出されるようにバランスオブゲームがハナへ。ローマンエンパイアは後方2番手。直線に入りバランスが差を広げるところ、ローマンが外から猛然と追い込み2着。
 バランスはマイペースが幸いした。力があるのは認めるが、過去良馬場で前半3ハロン36秒9以下の場合、勝ち馬含め出走馬は本番で3着が精一杯。本番では? ローマンは負けてなお強し。問題は乗り方だけ。ヤマニンセラフィムは掛かりながら中団追走。有力馬の中で一番前にいたにもかかわらずの敗戦。本番は厳しい。
若葉S
(3月16日/阪神/芝2000m/OP/良/M)
1 シゲルゴッドハンド 松永 (栗)坪憲章
2 ファストタテヤマ 安田 (栗)安田伊
3 アドマイヤドン 藤田 (栗)松田博

 シゲルゴッドハンドがスッと先頭に立つ。そのまま1着でゴールイン。2着は3番手追走のファストタテヤマが2着争いを制した。アドマイヤドンは勝負どころで置かれ、直線でも突っ張った走りながら3着。
 シゲルは最後筒一杯。本番でマイペースに走れる希望は少ない。ファストはうまく流れに乗って連対を果たした。ゴチャつくレース展開になるとどうか疑問。アドマイヤは能力だけで3着に入った。本番では叩かれた上積みを十分に期待できる。注目はコスモディグニティ。スタート後ぶつけられてカーッとし2番手に。道中口も割っていた。もう一走見たい。
毎日杯
(3月23日/阪神/芝2000m/G3/良/S)
1 チアズシュタルク 藤田 (栗)山内
2 ダイタクフラッグ 松永 (栗)鹿戸明
3 ゼンノカルナック 福永 (栗)北橋

 クラシック最終便と呼ばれて久しい毎日杯。ここ15年の勝ち馬からG1馬が6頭輩出され、近年ではテイエムオペラオーが皐月賞を勝った。レースレベルが上がってきていて、注目の一戦。
 ダイタクフラッグが先手を奪うが、スローペースで前残りの展開。直線で中団からチアズシュタルクが突き抜けて重賞連覇。
 着差、時計以上に内容の濃い、強さを見せたチアズ。本番のゴチャついたレースにも対応できる内容で、有力馬の1頭となった。
 2着以下は何回やっても結果が変わると思えるほど、力は均衡している。ダイタクはスローが幸い。バンブーユベントスは斬れる脚がない分、展開が災いした。エリモシャルマンはデキが良かったし、アグネスポイントとともに外を回った分、直線で伸びを欠いた。この2頭の次走に注目したい。
スプリングS
(3月17日/中山/芝1800m/G2/良/M)
1 タニノギムレット 四位 (栗)松田国
2 テレグノシス 勝浦 (美)杉浦
3 アグネスソニック 蛯名 (栗)森

 過去中山で行なわれたスプリングSの連対馬でクラシックを勝ったのは2頭。それもミホノブルボン、ナリタブライアンという三冠クラスでないと難しい。
 メガスターダムが逃げるかと思われたが、1コーナーに5、6頭雁行する先手争い。結局、ローエングリンが先手を奪い4角まで進む。後方4番手あたりにいたテレグノシスが先に動き、その後ろから後方6番手のタニノギムレットが追走。直線に入るとテレグノシスが一気に抜け出すが、その外からタニノが楽々捉まえて4連勝を達成。3着は内々4番手追走のアグネスソニックが入線。
 道中の流れ、タイムも早く、後方6番手以内にいたうちの2頭で決着した。それも仕掛けたタイミングの差でもあった。これだと本番でもハイペースになりそうで、タニノには向きそう。注目はテレグノシスで、これだけ好内容のレースをするとは思わなかった。後ろからでも馬群を捌けたし、本番では要注意.。
皐月賞
(4月14日/中山/芝2000m/G1)
☆出走可能馬 【優先出走権】 【獲得賞金順】 (本賞金)
(弥生賞) ・バランスオブゲーム ・チアズシュタルク (5400)
  ・ローマンエンパイア ・アドマイヤドン (4200)
  ・タイガーカフェ ・ヤマノブリザード (3900)
(若葉S) ・シゲルゴッドハンド ・アグネスソニック (3600)
  ・ファストタテヤマ ・メジロマイヤー (2900)
(スプリングS) ・タニノギムレット ・メガスターダム (2000)
  ・テレグノシス ・サダムブルースカイ (2000)
    ・アドマイヤマックス (2000)
    ・ホーマンウイナー (1950)
    ・モノポライザー (1750)
    ・スターエルドラード (1700)
 

 

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