| 6月3日(現地時間) |
ベルモントS(現地時間6月7日・土曜日)を目指すカジノドライヴは前走(ピーターパンS1着)後も順調そのものとのこと。
3日(火)には藤沢和雄調教師も現地入りした。4日(水)の朝はスパークキャンドル、シャンパンスコールとともに最終調整を行う予定。
なお、最終追い切りで誰が騎乗するかは「当日決める」(藤沢和師)とのことだが、日本からは青木芳之騎手はもちろん、本番で手綱をとるエドガー・プラード騎手も朝は厩舎に来て、調教をつける予定でいる。
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| ニュースではビッグブラウンの調教風景が流された |
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| コマーシャルも流され、いやがおうでも盛り上がってきている |
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| 6月4日(現地時間) |
パドックに現れた3頭。前からカジノドライヴ、シャンパンスコール、スパークキャンドルの順でカジノが堂々と先導するような形で歩く。当初朝5時半から馬場入りする予定だったが、降雨により馬場状態が悪かったため、ハロー掻けを待ち、9時に入れられることになった。
調教後には枠順抽せん会が行なわれた。ビッグブラウン陣営を代表してケント・デザーモ騎手、カジノ陣営からは多田信尊レーシングマネージャーがインタビューに答えた。デザーモ騎手はカジノとのことを聞かれて「素晴らしい才能の持ち主だが、キャリアの面でビッグに分がある」と答えていた。
5日(木)はプラード騎手を乗せて軽く追われる予定。なお、同じ日のベルモント競馬場で先陣を切ってシャンパンスコールが、翌6日(金)にはスパークキャンドルがそれぞれ出走する予定だ。ちなみにカジノは5番枠、三冠を目指すビッグブラウンは1番枠、私がカジノの相手とみているデニスオブコークはカジノの隣の4番枠となった。
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| 馬場入りしたカジノドライヴご覧いただいて分かる通り非常に悪い馬場状態。ということで追い切りは中止。ハッキングのみで軽く終えた。 |
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| ビッグブラウン陣営を代表してインタビューを受けたデザーモ騎手 |
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| 藤沢和雄調教師は地元テレビ局のインタビューを受ける |
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| 6月5日朝(現地時間) |
6月5日(木)はスパークキャンドルとカジノドライヴの2頭が馬場入りした。前日、馬場悪化から追い切りを控えたカジノはこれが最終追い切り。エドガー・プラード騎手を乗せ、5ハロン67秒、併せたスパークに2馬身先着してフィニッシュした。
プラード騎手は
「非常に乗り易い馬。ピーターパンSには自分も騎乗(4着)していたのでカジノの走りには注目していたし、驚かされた。このような素晴らしい馬の騎乗ができて私自身、とても嬉しい。状態は良さそうだし、兄も姉もベルモントSを勝っているように距離に対する不安はない。楽しみだね」
藤沢和雄調教師は
「最終追い切りは半マイルだけやる予定だった。ゴール前、馬なりで交わしてくれと指示したが、反応がよかったので1ハロン手前で交わしていった。体はすっきりして仕上がっている感じなので最終追い切りはこのくらいで十分でしょう」
と、笑顔をみせつつ語った。
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| プラード騎手を背にパドックを歩くカジノ |
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| 最終追い切り。右がカジノで左はスパークキャンドル |
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| 6月5日(現地時間) |
現地時間5日(木)にはカジノの帯同馬シャンパンスコールが未勝利戦に出走した。鞍上はケント・デザーモ騎手。明後日のベルモントSではカジノとビッグブラウンのライバル同士になる二人だが、この日は手を組んで勝利を目指した。
レースではゲートの中で二度立ち上がったシャンパンだが、ゲートが開くと絶好のスタート。スローペースで絶妙の逃げをみせたものの、最後の最後で捉まって惜しい2着となった。
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| シャンパンスコールに自ら鞍を置く藤沢師。 |
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| 藤沢和師とシャンパンの手綱をとったデザーモ騎手 |
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| 絶好のスタートも2着惜敗したシャンパンスコール(右から2頭目) |
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| 6月6日朝(現地時間) |
昨日2着したシャンパンスコールだが、レース後の反動や外傷などもなく至って順調。
「帯同馬としての仕事を十分に果たしてくれた」と藤沢和師。
競馬場はベルモントSの垂れ幕など、飾り付けも進み、いよいよ大一番が目前に迫っている雰囲気が醸し出されてきた。
また、ビッグブラウンの追い切りを観ようと、早朝の競馬場には多くの人たちが駆けつけた。その中で追われたビッグブラウンは、いい感じのキャンターを披露する。
「裂蹄の心配はなくなったし、負ける要素が見当たらない」
と、デュトロー調教師は強気の弁。
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| レース後も順調なシャンパンスコール |
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| ビッグブラウン |
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| 6月6日(現地時間) |
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レース前日の金曜日、カジノはザ石により馬場入りを見合わせた。出走の可否はレース当日の朝まで持ち越されることになった。残念ながらシンガリに敗れたスパークキャンドルのレース後、藤沢和雄調教師が緊急会見し、カジノドライヴについて語った。
藤沢和雄調教師
「前日に最終追い切りを行ったが、その夕方から歩様に少し固さがみられた。今朝(金曜)も運動するつもりで馬房から出したが相変わらず固かったので点検したらザ石の症状がみられた。現時点では冷やしたり温めたりして出走できるように持って行く努力をしている。明朝の具合をみて最終的な結論を出すつもりです」
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| 馬房のカジノドライヴ |
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| 藤沢和雄調教師が緊急会見し、カジノドライヴについて語った |
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| 6月7日(現地時間) |
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カジノドライヴは残念ながらベルモントS出走取り消しとなった。
【競馬ブックNEWS】
現地時間6月7日、米ニューヨーク州ベルモントパーク競馬場で行われる米牡馬三冠の最終戦・G1ベルモントS(ダ12F)に出走予定だったカジノドライヴ(牡3歳、美浦・藤沢和厩舎)は、左後ろ脚のザ石(石など異物を踏むことによって蹄底におきる炎症)のため、出走を取り消した。同馬は5日、プラード騎手騎乗で追い切られたが、6日朝に歩様の異変が発見され、検査の結果、左後ろ脚にザ石を発症していることが判明、馬場入りを控えていた。
ベルモントSは一昨年に同馬の半兄ジャジルが、昨年は半姉ラグズトゥリッチズ(いずれも米国調教馬)がそれぞれ制しており、同馬にはきょうだいによる3連覇がかかっていた。
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※現地での様子は、平松氏の取材原稿掲載までお待ちください。
(KOL編集部)
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| 6月7日〜8日(現地時間) |
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平松さとしレポート
ベルモントS当日朝、3ハロンキャンターを乗られたカジノドライヴ。しかし、その後の歩様がまたも乱れ、最終的には出走取り消しとなった。残念ながら発走12時間前、苦渋の決断となった。
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| 出走取り消しについて語る藤沢師 |
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| ベルモントS翌朝のカジノ、 引いているのは手島厩務員 |
ベルモントS翌朝のカジノ。元気な素振りをみせるシーンも。引いているのは手島厩務員。今回の遠征は残念な結果に終わったが、一旦帰国後、ブリーダーズCへ挑戦するプランもある。今回の英断が秋のリベンジにつながることを信じたい!
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| 夢の続きはまだまだこれから!ブリーダーズCに向けて新たなる挑戦が始まった |
(了)
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