
ブッコメとは?
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ブッコメ理論解説
これまで「ブッコメに巻かれろ」連載中に蓄積してきたキーワードを指数化することに成功した。次に走る馬に結びつくモノや素質を見極めるモノなど、その数は実に1300以上!
表現的に重複するものもでてくるが、その強弱をつけるために、該当するキーワードが前走に近いほど高い数値で換算している。つまり、調子や近走の成績が良い馬が必然的にランキング上位にくる。
ただ、近走が今一歩な結果でも、過去に「素質のある」「いいスピードをもっている」などのコメントが残っている馬がいれば、ポイントは高くなる。
狙い目は、そんな馬に復調気配が見てとれるコメントが出てきた時。実際、復調を予感させるキーワードを拾うことによって、思いもよらない馬が軸馬になることも少なくない。
軸馬決定の仕組み
軸馬は、基本的にポイントの高い馬になる。
軸馬のポイント内訳は左表をみてもらいたい。前走ポイントは前走時に、前3走ポイントは2走前~3走前、前5走は4~5走前の範囲にキーワードがあった場合にポイントになる。
素質ポイントは6走前以前のレースを検索し、ヒットしたキーワードを加算する。
ポイントの換算は素質時のポイントを基準とし、近走ほど高めに設定。マイナス要素は昇級戦や休養明けに限り、ポイントを減算している。また前走時に限り、レース着順や単勝人気によってポイントを加算している。
ランキングについて
コメント内に表れるキーワードを機械的にポイント換算し、そのポイント上位から順位をつけている。予想レースごとにランキング表を掲載するので、ぜひ参考にしてもらいたい。
ジャパンC(G1) 東京・日曜10R 芝2400m
| (4)ウオッカ | |||
| ポイント内訳 | ヒットコメントキーワード | ||
| 前 走ポイント | 58 | 「素晴らしい」 | |
| 前3走ポイント | 60 | 「いい感じ」「スタートが良かった」 他 | |
| 前5走ポイント | 24 | 「凄い伸び」「残念」 | |
| 素 質ポイント | 70 | ||
| 総ポイント | 212ポイント |
||
| マイナス要素:特になし | |||
| 相手 |
| マツリダゴッホ |
| ディープスカイ |
| メイショウサムソン |
| オウケンブルースリ |
| 買い目 | |
| 馬連 | 4-1、2、9、13 |
| 馬単 | 4⇒1、2、9、13 |
| 3連複 | 4軸⇒1、2、9、13 |
見解
秋の天皇賞では激闘を制したウオッカが見事ランク1位。「4角では手応え十分」「ノビノビ走らせることだけを考えました」と、得意東京コースでしっかり実力を発揮してみせた。昨年は3歳牝馬で挑戦し4着、昨年以上の結果を期待したい。
昨年のグランプリホース・マツリダゴッホ。こちらは無類の中山コース巧者……とはいえ、今年は国内に限れば3戦2勝2着1回と堂々の成績。「この内容ならいい感じで挑める」のコメントからも無様なレースはしないだろう。
ディープスカイは前走の天皇賞で「追い出してからオッと思った」「もうちょっとでした」というコメント。つまり、この相手でも勝てるという手応えを感じたと考えていい。ここは距離延長で逆転を狙う。
ここ一本で調整してきたメイショウサムソン。少しかげりを感じないわけでもないが、2走前となる宝塚記念では「不利」がありながらもグイッと伸びてくる、この馬らしさがみられた。混戦になれば、持ち味発揮でアタマ抜け出る可能性あり。
菊花賞馬オウケンブルースリにも注目。「これからもっと良くなりますよ」のコメントにもあるようにまだまだ成長途上。そんな状態でダービー上位馬と差のない競馬をしてみせるのだから、実力は十分。ランク外ではあるが、おさえておきたい。
コメントポイント ランキング
| 順位 | 馬名 | 点数 | 前走・ヒットコメントキーワード |
| 1位 | ウオッカ | 212p | 天皇賞 1着 「素晴らしい」 |
| 2位 | マツリダゴッホ | 209p | オールカマー 1着 「いい感じ」 |
| 3位 | トーホウアラン | 206p | 京都大賞典 1着 「手応え良く運べた」「具合がいい」 |
| 4位 | ディープスカイ | 202p | 天皇賞 3着 「手応えは良かった」「もうちょっとでした」 |
| 5位 | メイショウサムソン | 195p | 宝塚記念 2着 「さすが」「いい位置につけられました」 |
| 6位 | コスモバルク | 185p | 日経賞 4着 「何とか我慢」 |
| 7位 | スクリーンヒーロー | 181p | アルゼンチン共和国 1着 「いい位置で運べた」「楽しみ」 他 |
| 8位 | ネヴァブション | 178p | アルゼンチン共和国 6着 「スムーズ」 |
(※前走のレース名および着順はJRAで行われたレースであり、地方や海外などは含まれてません)
醍醐S 京都・日曜11R 芝1200m
| (18)ゼットフラッシュ | |||
| ポイント内訳 | ヒットコメントキーワード | ||
| 前 走ポイント | 113 | 「スムーズ」「チャンス」 他 | |
| 前3走ポイント | 0 | ||
| 前5走ポイント | 12 | 「頑張ってくれました」 | |
| 素 質ポイント | 40 | ||
| 総ポイント | 165ポイント |
||
| マイナス要素:特になし | |||
| 相手 |
| アーバンストリート |
| スーパーマルトク |
| ニシノプライド |
| エネルマオー |
| 買い目 | |
| 馬連 | 18-2、6、14、16 |
| 馬単 | 18⇒2、6、14、16 |
| 3連複 | 18軸⇒2、6、14、16 |
見解
ひと叩きして変わり身をみせたゼットフラッシュがトップ。「このクラスなら能力上位」「すぐにチャンスはくる」と、このクラス卒業も秒読み状態。あとは結果を出すだけだ。
アーバンストリートは「1200mならもっと切れる脚を使えたかも」とあるように、前走は多少距離が長かった様子。春にはスプリント戦で3連勝してみせた実績の持ち主。叩き3層目、距離短縮で巻き返しをはかる。
「直線でゴチャついてうまく捌けなかった」というのはスーパーマルトク。スムーズに走れれば巻き返しは十分可能。距離短縮も問題ないし、面白い存在になりそう。
良馬場で巻き返しを狙うニシノプライド。「ジリジリだった」「フットワークが綺麗なので」と渋った馬場に泣いた様子。週末は天気も回復しそうだし、良馬場ならこの馬の出番があっても不思議じゃない。
エネルマオーは札幌日刊スポーツ杯以来の1戦。「勝ち馬が一枚上手だった」という勝ち馬は、後にG1で3着に。そこと好勝負しているのだから、実力はあるということ。久々でも軽視は危険だ。
コメントポイント ランキング
| 順位 | 馬名 | 点数 | 前走・ヒットコメントキーワード |
| 1位 | ゼットフラッシュ | 165p | 長岡京ステークス 2着 「スムーズ」「チャンス」 他 |
| 2位 | アーバンストリート | 149p | 長岡京ステークス 6着 (ヒットコメントなし) |
| 3位 | スーパーマルトク | 132p | 長岡京ステークス 11着 「痛かった」 |
| 4位 | ニシノプライド | 129p | 長岡京ステークス 9着 (ヒットコメントなし) |
| 5位 | エネルマオー | 123p | 札幌日刊スポーツ杯 2着 「いい脚を使って」「うまく運べた」 |
| 6位 | ジェットバニヤン | 115p | 4歳上1000万下 1着 (ヒットコメントなし) |
| 7位 | タマモハクライ | 112p | 西部日刊スポーツ杯 1着 「最後は本当に」 |
| 8位 | サワヤカラスカル | 106p | 3歳上1000万下 1着 (ヒットコメントなし) |
(※前走のレース名および着順はJRAで行われたレースであり、地方や海外などは含まれてません)
シャングリラ賞 東京・日曜8R ダ1600m
| (16)メイショウボンハオ | |||
| ポイント内訳 | ヒットコメントキーワード | ||
| 前 走ポイント | 73 | 「このクラスでも十分」 他 | |
| 前3走ポイント | 90 | 「スムーズ」「力上位」「着差以上」 他 | |
| 前5走ポイント | 36 | 「いい感じ」「よく走っている」 他 | |
| 素 質ポイント | 70 | ||
| 総ポイント | 269ポイント | ||
| マイナス要素:特になし | |||
| 相手 |
| セイカアレグロ |
| カロンセギュール |
| グランプリヒーロー |
| アポロダヴィンチ |
| タマモグレアー |
| 買い目 | |
| 馬連 | 16-2、3、8、10、14 |
| 馬単 | 16⇒2、3、8、10、14 |
| 3連複 | 16軸⇒2、3、8、10、14 |
見解
前走、昇級初戦を3着と好走してみせたメイショウボンハオ。「最後は凄い脚を使ってくれた」「このクラスでも十分、通用しますよ」と、メドは立った。長い直線を生かして差し切りを狙ってくる。
「東京は走る馬」というセイカアレグロ。前走は勝ち馬が大差圧勝だっただけに、4着ながら目立たない着差。それだけに、人気もあまりあがってこないと思われる。穴狙いにぴったりかも。
カロンセギュールは「終いも脚を使ってくれました」と昇級戦で4着と上々の滑り出し、今は調子もいいのだろう。さらに「このクラスでも通用します」のコメントからも、チャンスはあると読める。ここは注目だ。
「今日の競馬は収穫といえますね」と前走は距離短縮でハナにいかない競馬を試したグランプリヒーロー。何かつかんだととれるコメントだけに、ここはそれを実践してくる可能性あり。勝つときは圧勝して見せる馬だけに、一発があるとしたらこの馬。
前にいければチャンスがありそうなアポロダヴィンチ。「スッと2番手に」「これならと思って追い出した」という走りは、タイム差なしの4着。展開ひとつで勝利目前、粘り込みに警戒しておいた方がいいだろう。
タマモグレアーは「直線でも手応えは良かった」と悪くないレース内容。素直に勝ち馬を褒めるのが正解だろう。とはいえ、この馬もようやく実力を発揮。元々上のクラスで好走していただけに、軌道に乗ればこのクラス卒業はすぐだ。
コメントポイント ランキング
| 順位 | 馬名 | 点数 | 前走・ヒットコメントキーワード |
| 1位 | メイショウボンハオ | 269p | 3歳上1000万下 3着 「このクラスでも十分」 他 |
| 2位 | セイカアレグロ | 194p | 3歳上1000万下 4着 「相手が強かった」「走る馬」 |
| 3位 | カロンセギュール | 170p | 3歳上1000万下 4着 「このクラスでも通用」「楽について」 |
| 4位 | グランプリヒーロー | 167p | 3歳上1000万下 4着 「収穫」「落ち着いていた」 |
| 5位 | アポロダヴィンチ | 165p | 3歳上1000万下 4着 「楽に追走できました」 |
| 6位 | タマモグレアー | 154p | シンガポールTC賞 2着 「手応えは良かった」 |
| 7位 | カネスラファール | 137p | 3歳上1000万下 6着 (ヒットコメントなし) |
| 8位 | クレヨンルージュ | 132p | 3歳上1000万下 4着 「チャンス」「痛かった」 |
(※前走のレース名および着順はJRAで行われたレースであり、地方や海外などは含まれてません)
北國新聞杯 京都・日曜10R ダ1800m
| (10)タカオセンチュリー | |||
| ポイント内訳 | ヒットコメントキーワード | ||
| 前 走ポイント | 76 | 「力は出している」「時計も速かった」 | |
| 前3走ポイント | 45 | 「もっと伸びてくれそう」「よく頑張って」 他 | |
| 前5走ポイント | 48 | 「痛かった」「勝ち馬は強かった」 他 | |
| 素 質ポイント | 90 | ||
| 総ポイント | 259ポイント | ||
| マイナス要素:特になし | |||
| 相手 |
| ナムラハンター |
| ピエナポパイ |
| ピイラニハイウェイ |
| ハニーフラッグ |
| 買い目 | |
| 馬連 | 10-1、5、6、13 |
| 馬単 | 10⇒1、5、6、13 |
| 3連複 | 10軸⇒1、5、6、13 |
見解
「なかなか勝てませんが」というコメントに集約されているタカオセンチュリーのもどかしさ。ただ、前走は本当に勝ち馬が強かった。そういうことさえなければ、この馬の出番はすぐそこにあるはず。状態も悪くないし、ここはあらためて期待したい。
札幌戦以来となるナムラハンター。このクラスに出走するようになって3着以下がないという堅実ぶりは、「ラチにモタれて」「手前もスムーズに替えられなかった」という状態でのもの。まともに力を出せれば、あっさり突き抜けてもおかしくない。
ピエナポパイは「悲観することはない」とコメント。それもそのはず、昇級初戦で自己タイムをグンと更新しての2着確保……このクラスでも十分やれる証明になるだろう。ここも楽しみ。
前走久々を使って「硬さはマシになっていました」というピイラニハイウェイ。リフレッシュしたことで、動きも良くなっているということなのだろう。今回はひと叩きしての1戦、前走以上の走りに期待したい。
ハニーフラッグは「追えばしっかりと反応してくれます」とあるように、後方からジワジワ詰め寄ってきての5着。クラスの「メドは立ったと思います」のコメントからも、力差はほとんど無いとみた。前が崩れる展開になれば出番あり。
コメントポイント ランキング
| 順位 | 馬名 | 点数 | 前走・ヒットコメントキーワード |
| 1位 | タカオセンチュリー | 259p | 福島放送賞 2着 「力は出している」「時計も速かった」 |
| 2位 | ナムラハンター | 157p | オホーツクH 3着 「スムーズ」 |
| 3位 | ピエナポパイ | 152p | 花背特別 2着 「終いは伸びている」 |
| 4位 | ピイラニハイウェイ | 143p | 3歳上1000万下 4着 (ヒットコメントなし) |
| 5位 | ハニーフラッグ | 138p | 3歳上1000万下 5着 「メドは立った」 |
| 6位 | トーセンゴライアス | 112p | 松島特別 4着 (ヒットコメントなし) |
| 7位 | マルブツフラッシュ | 106p | シンガポールTC賞 16着 (コメントなし) |
| 8位 | オーミチェリッシュ | 101p | 3歳上500万下 1着 (ヒットコメントなし) |
(※前走のレース名および着順はJRAで行われたレースであり、地方や海外などは含まれてません)
ブッコメ!の穴 -ブッコメ的穴馬を紹介!-
| (16)ライブコンサート | アプローズ賞 東京・日曜11R 芝1600m | ||||
| 前走の東山特別は昇級戦ながら3着。「差は僅かだったし、地力を証明してくれた」のコメントからも自信をもっての騎乗だったのだろう。つまり、このクラスで即通用の器ということ。2戦目での卒業も十分考えられる。 | |||||
筆者プロフィール:高瀬環(たかせ かん)

1973年生まれ フリーライター
通称 “KANTA” ブックのコメントから予想する“ブッコメンテイター”。以前、巻かれろシリーズではコロガシ100万円到達という偉業を達成したこともある、本命・穴を問わず波に乗ると止まらない理論派。